どちらかというと、派手な吟醸香を連想してしまう酒蔵さんが生もと造りをしています。 「生もと造り」というのは江戸時代~明治、「山卸し廃止仕込」が開発されるまで一般的に行われていた手間ひまのかかる酒造りの方法です。 この「山卸し」という山盛りになった米をすりつぶす作業が、なかなかの重労働で天吹さんでは温度管理も兼ねて、冷蔵庫内で蔵男たちが櫂棒で半切り桶に入った米をすりつぶしているそうです。 生もと系のお酒は際立った乳酸が個性を現しますが、このお酒は乳酸は程よく乗っている程度。吟醸香も他のラインナップに比べるとおとなしいと言えます。 40度を下回るくらいの燗で味わうと魅力のある酒になります。 アベリアの花酵母を使用した生もと純米吟醸です。 |
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地方: |
佐賀県 |
地区: |
みやき町 |
種類: |
清酒 |
分類: |
純米吟醸 |
生産者: |
(資)天吹 |
原料米: |
雄町 |
日本酒度: |
-2.9 |
酸度: |
1.4 |
精米歩合: |
50% |
容量: |
720ml |
アルコール度: |
16度 |